春の訪れを感じさせる「すずらん」

とっても香りが高く、

ヨーロッパでは古くから春の訪れを知らせる花として愛されてきました。

すずらん、フランスでは「ミュゲ(muguet)」と言います。

花姿は、純白の鈴が下を向いて並んでいるようなかわいらしい花です。

「ミュゲ(muguet)の日」

イタリアでは3月8日のミモザの日。

フランスでは5月1日が「Jour de muguet(すずらんの日)」

フランスでは大切な人やお世話になった人にミュゲ(すずらん)を贈り合うという風習があります。

そして、ミュゲをもらった人には幸運が訪れるといわれています。

「すずらんの別名」

すずらんの和名は、

「君影草(きみかげそう)」

‘君影’という名前は、大きな葉の陰に寄り添って、ひっそりと花を咲かせることからと言われています。

しっとりとした可愛いらしさが伝わってきます。

すずらんの英名は、

「lily of the valleyリリー・オブ・ザ・バレー」

すずらんは、ユリ科の多年生植物です。

リリー・オブ・ザ・バレー、訳すと「谷間の百合」。

谷間でひっそりと咲くすずらんの光景が想像できます。

「すずらんに似た花」

スノードロップ

早春が花の時期の多年草で、

うつむき加減に白い可憐な花を咲かせるため、す

ずらんと似た花との印象があります。

すずらんよりも早い2~3月ごろに花を咲かせます。

すずらんと見分けるポイントは、花茎に一輪ずつ花を咲かせます。

また、内側の花弁には緑の斑があります。

スノードロップの花言葉は「希望」。

 

スノーフレーク

スノーフレークもすずらんによく似た草花で、

すずらんより少し早めの3~4月に純白の花を咲かせます。

スノーフレークとすずらんを見分けるポイントは、

花弁の外側に緑の斑があるのがスノーフレークです。

また、葉は水仙に似たすっと細長い形で、

草丈もすずらんやスノードロップより高いのが特徴です。

スノーフレークの花言葉は

「純粋」「純潔」「汚れなき心」「皆をひきつける魅力」。

 

まだまだ外出自粛は続きます。

会いたい人に会えないこのとき

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