グリーフケアとは、
大切な人を亡くした人が悲しみを乗り越えるため、
立ち直ることができるようにサポートする取り組みのことです。
グリーフとは日本語で「悲嘆」。
「悲嘆」は「悲しみ嘆くこと」です。
「悲しみ嘆く」ってとっても辛い感情です。
私自身、大切な愛犬を亡くし
心の底からあふれ出す何とも言えない悲しみを抱え
涙が止まらない日々を過ごしました。
居なくなった彼のために毎日できることは、
「お花を供えること」
「毎日お水を変えること」です。
少しずつですが、
心が落ち着き、
彼への想いに向き合い、
彼が居なくなった場所を
日常として過ごすことができるように変化していきました。
これは今でも続いている私の習慣です。
グリーフケアで大切なことは
一方的に励ますことではなく、悲しみに寄り添うこと。
さまざまな事情で大切な人を亡くした日常を受け入れるために必要なことは、
①悲しみを肯定する
悲しむことは自然の感情だと受け入れることが大切です。
特に、男性は悲しみを人に見せないので悪化しやすく、
周りにいる人が気付き悲しみに寄り添うことが大事になります。
②悲しみを表現させる
「悲しみを表現すること」
とても重要なことですが、
悲しみをうまく表現できない人にとってはとても難しいプロセスです。
一緒に過ごしてきた家族や友人で
思いでのモノを手元において、
亡くなった人の話をしたり、
感情を吐き出させてあげることが大事です。
③儀式を行うこと
儀式は大切な人の死を受け入れるキッカケになります。
お通夜、お葬式、四十九日、初盆、一回忌、三回忌・・
ありがたいことに日本には昔から
大切な人の死を乗り越えるための儀式が定着しています。
大切な人を亡くした日常を受け入れるために必要な①~③を通して
「悲しむ」行為が
悲しみ・苦しみを乗り越えるためにはても重要な過程
だと言われています。
自分の悲しみは誰のものでもなく、
自分のものです。
誰にも悲しみを取り除くことは出来ません。
だけど、悲しみを共有することは出来ると信じています。
共有とは、「悲しみ」「喜び」などの感情を一緒に持つことです。
近くに悲しみや苦しさで満たされている人が居たら、
そっとそばにいてあげてください。
そばに居るだけで
悲しみを共有することができます。
Ciliegioで出来るグリーフケアは、
お花を通して、
気持ちを表現したり、
草花に触れてる時間に没頭したり、
お花の色や香りに癒される時間を持つことで
悲しみを乗り越え、
日常を過ごせるお手伝いをします。
今いる場所から少し離れる時間を提供することが出来ます。
Ciliegioでのグリーフケアが
立ち直るキッカケの一つになることを願っています。
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