花や緑を観たり、触れたりすることで、

「きれい」

「かわいい」

「元気が出た」

「癒された」

という経験をされた方は少なくないと思います。

多くの方が、花や緑など自然から与えられる心理的効果を実感されていませんか。

また、医療分野で「芸術療法」として、

植物を育てたり、花を活けたりして、

心身の健康増進やコミュニケーションの円滑化を図っています。

 

今回、ピンク系の花がもたらす心理的効果をご紹介します。

ピンク色が持つイメージ

ピンク色を見てあなたはどう感じますか。

「かわいい」

「優しい」など、ポジティブなイメージを感じる方が多いかと思います。

ピンクは「愛情・幸せを象徴するカラー」です。

ピンク色の効用

ピンク色には、豊かな愛情で包み込むような優しい柔らかいエネルギーがあります。

そのため、人の心を解きほぐし、心を和ませリラックスさせてくれます。

また、ピンク色は内分泌系に働きかけ女性ホルモンの分泌を促してくれます

ホルモンバランスが整うことで、美肌効果、更年期障害にも効果的で「若返りの色」とも言われます。

心に潤いをなくしている状態、

愛情が欠乏している状態にとても効果的な色です。

ピンク系の花の効用

色自体にも心理的効果がありますが、

ピンク系の花自身にもそれぞれ心理的効果があります。

今日は、6種類の花の心理的効果を紹介します。

「バラ」

優しい色とやさしい花のラインが気持ちを和ませ穏やかにしてくれます。

また、女性的な優雅さや優しい気持ちを刺激します。

心にゆとりがなくなっている時に効果的な花です。

 

「ガーベラ」

忘れてしまった心の奥底にある少女のような純真さや

子どものような遊び心を蘇らせてくれます。

 

「カーネーション」

内面の優しさや愛情を周囲に注いでいきたいという心を表しています。

 

「チューリップ」

人に対して素直な心で表現できる気持ちをもたらします。

自分の心を飾ることなくリラックスして本当の自分を出せるようになります

 

「トルコキキョウ」

ザワついている心や、

忙しさでゆとりがなく苛立っている心を鎮めてくれる効果があります。

冷静さと穏やかさを取り戻してくれます。

 

「モカラ」

女性としての自律心を促し、

感情を抑え込まずに自分らしく、

表現できるよう心に強さを与えてくれます。

 

お花の種類によって、さまざまな心理的効果があります。

ぜひ皆さん、お花をプレゼントする時、

大切な方の心に寄り添い、

花選び、色選びをしてみませんか。

 

*「癒し」をテーマに、

フラワーアレンジの技術と心理的効果を学ぶことができるコースはこちらから。